“stand a chance” 「見込みがある」

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CHUCK – シーズン3ディスク6エピソード2
– “Chuck Versus the Other Guy”より

この回の主なプロット:

  • 【ミッション】リングの長官を捕まえる
  • サラを助けるため、チャック達がフランスへ飛ぶ


Phrase 1: “Atlas Shrugged”

「肩をすくめるアトラス」(アイン・ランドの小説)(7分02秒)

(Beckman) Who on earth gave you the authority to call in a full tactical assault?
I don’t know what to do, but you’re not ready for Rome.
(Chuck) General, it was Sarah. Come on, I had to…
(Beckman) Do you wanna see the bill for your rescue mission?
It’s longer than my copy of Atlas Shrugged.

(ベックマン)「一体だれがあなたに全面戦術襲撃の権限を与えたのかしら?
あなたへの処分はまだ分からないけれど、あなたがローマへ任務で行くのは早すぎるという事は分かったわ。」
(チャック)「将軍、だってサラが危険だったんですよ。」
(ベックマン)「救出作戦に掛かった費用の請求書の束を見たい?
『肩をすくめるアトラス』より分厚いわよ。」

“Atlas Shrugged”は、「肩をすくめるアトラス」という和訳名の、アイン・ランドさん(作家)が書いた小説です。

和訳本が約1200ページという、とんでもない厚さの本です。
映画にもなっているようですが、こちらも三部作と長いですね。

以下、Amazonからの引用です。

アメリカではいまも年間15万部は売れているというロングセラー。
一般読者が選んだ20世紀の小説ベスト100第1位。
聖書についでアメリカ人が「人生でもっとも影響をうけた本」

(レビューより)
「この小説の中で描かれるアメリカは『1984年』の前日譚ともいえるディストピアである。」
「全体主義的・福祉偏重主義的風潮のなかで、個人として能力のある人々が社会の犠牲=頭脳労働や精神活動における奴隷となっています。
その現代の奴隷が反逆し、新しい社会…誰をも奴隷にしない社会の建設を目指すというのがおまかなストーリーとなっています。」

ベックマン将軍の口ぶりでは、誰がチャックを助けたかを知らないようです。
襲撃の手助けをしてくれた、ケイシーの知り合いのサンダース大佐も、チャックの勇み足の巻き添えにならずに済んだようです。

Phrase 2:”stand a chance”

「見込みがある」(12分50秒)

(Morgan) Oh. Are you mixing gaming with whiskey?
(Chuck) She’s leaving, man.
Leaving with the other guy.
(Morgan) No, this cannot happen.
(Chuck) I thought I stood a chance, you know?
(Morgan) Yeah, well, you just…

(モーガン)「なんてこった。ウィスキー飲みながらゲームか?」
(チャック)「彼女は行ってしまったよ。
他の男と行ってしまった。」
(モーガン)「そんなバカな。有り得ない。」
(チャック)「俺にも可能性はあると思ってたのに。」
(モーガン)「ああ、そうだな・・・。」

“stand a chance”は、「見込みがある」「可能性がある」という意味です。

前回チャックがサラに、ローマに一緒に行ってくれないか頼みに行った時は、あっさりと拒絶されてしまいました。

ところが、チャックがサラのためにショウを救出し、ケイシーが「チャックは殺しを行なっていない」とサラに話してからは、サラの気持ちはチャックに戻ってきていたようです。

にもかかわらず、サラ救出作戦で大失態を犯してしまったため、「また嫌われてしまった」と嫌悪感に陥っている、という状態です。

Phrase 3: “Pretty in Pink”

「恋人たちの街角」(映画)(13分35秒)

(Morgan) I hope you’re happy.
(Chuck) She said she couldn’t be with someone who didn’t beleive in her.
Well, I believed in her,
I just didn’t beleive in me.
(Morgan) Dude, you are misquoting the line.
You are ruining Pretty in Pink for me.

(モーガン)「満足そうだな」
(チャック)「彼女は言ってたよ。私の事を信じてくれない人と一緒にはいられない、って。
いいや、俺は彼女の事は信じてたんだ。
俺はただ、自分自身を信じていなかったんだ。」
(モーガン)「おいおい、セリフの引用を間違えているぞ。
『恋人たちの街角』のイメージを壊さないでくれ。」

“Pretty in Pink”は、「恋人たちの街角」という日本語名の映画です。

以下はWikipediaの引用です。

1986年公開のアメリカ合衆国の映画。
父親との二人暮らしで生活に追われる少女と、裕福な家庭に育った少年との恋の行方を描いた作品。
ハワード・ドイッチ監督、ジョン・ヒューズ製作・脚本。

この前にモーガンが”John Hughes”と言っている場面もあり、今回のエピソードはこの映画をある程度モチーフにしているようです。