“French tips” 「つけ爪」

FRIENDS
– シーズン10ディスク1エピソード3 – “The One with Ross’s Tan”より

この回の主なプロット:

  • ジョーイとレイチェルがデート
  • ロスが日焼けサロンに行く
  • アマンダを避けるモニカとフィービー

Phrase 1: “French tips”

「つけ爪」(0分29秒)

(Ross) It looks really good.
I wonder if I should get one.
(Chandler) Sure, then you should get a miniskirt so you can really show it off.
(Ross) So do you get colors or just French tips?

(ロス)「いいじゃん、それ
俺もやろうかな(日焼けサロン)」
(チャンドラー)「ぜひ、そうしなよ!そうすれば、ミニスカート履いて男どもの気を引けるもんな。」
(ロス)「ふーん。ちなみに君は足の爪に色を塗ってるの?それともつけ爪?」

“French tips”「つけ爪」という意味です。
爪に色を塗る文化がフランスで始まったからとも言われていますし、
ただ単に「なんとなくオシャレなもの」を”French”と呼ぶアメリカ的風習によるものかもしれません。

このシーンでは、
「女じゃあるまいし、わざわざ日焼けサロンに行く必要ないだろ」
とチャンドラーが皮肉を言っていますが、ロスも
「お前だって男なのにペディキュアしてんじゃん?」
反撃しています。

Phrase 2:”Ebony and Ivory”

「エボニー&アイボリー(曲名)」(12分53秒)

(Chandler) You can do a duet of “Ebony and Ivory” all by yourself.
(Monica) How could you mess this up? It’s so easy.
You go into the booth, count to five and turn around.
(Ross) How do you count to five?
(Monica) 1, 2, 3…
(Ross) Damn it!

(チャンドラー)「お前、一人でスティービー・ワンダーとポール・マッカートニーのモノマネができるな」
(モニカ)「どうやったら失敗できるの?簡単じゃない。
部屋に入って、5つ数えて、後ろ向くだけでしょ。」
(ロス)「どうやって数えた?」
(モニカ)「イチ、ニ、サン・・・。」
(ロス)「ちきしょう!」

“Ebony and Ivory”は1982年のヒット曲で、スティービー・ワンダーとポール・マッカートニーがデュエットで歌いました。
スティービーが黒人でポールが白人なのを引き合いに出して、体の正面がまっ黒で背中が真っ白のロスをチャンドラーがおちょくっています。

人種差別への風当たりの強いアメリカでこんなきわどいジョークを放送するなんて、NBCという放送局もなかなか無謀というかツワモノです(w)。

ロスが「ちきしょう!」と言っているのは、5つ数えるのに「ワン・ミシシッピ、ツー・ミシシッピ・・・。」と数えたせいで失敗した事からです。
(「イチ、ニ、サン・・・。」と数えると実際に5秒たつより早く数え終わってしまう傾向があるので、正確に数えるために「ワン・ミシシッピ、ツー・ミシシッピ・・・。」と数えるアメリカ的お約束)

Phrase 3: “Aren’t you a treat.”

「なんて楽しい人だ」(18分30秒)

(Amanda) That accient must have been terrible.
You look positively ghastly.
(Chandler) Well, aren’t you a treat.

(アマンダ)「ひどい事故だったのね。
いい意味で、死人みたいな顔よ」
(チャンドラー)「ふーん、なんて楽しい人なんだ(なんて不愉快なアマだ!)

“treat”は「ごちそう」や「楽しみ」という意味ですが、ここでは皮肉として逆の意味で使われています。

「チャンドラーが交通事故にあった」という設定でモニカ達は店から抜け出してきたので、
アマンダはチャンドラーが本当に事故にあったと思っています。
性格が最悪なアマンダは、チャンドラーを見て
「なんてひどい顔なの!事故で顔がめちゃくちゃになってしまったんだわ!」
と思い、上のような発言をしています。

“Aren’t you a treat.”
は語順としては疑問文のようですが、語尾を下げてチャンドラーは言っているので、あくまで肯定文です。
また、”Aren’t you”から始まる肯定文は、感嘆文と同じように使えるので、
「なんて楽しい人なんだ」
という意味になります。

参考

Phrase 1
Yahoo!Answers