"out on a limb" 「決死の思いで」

英語の勉強をしていると飽きてくる時が必ずやってきます。

そんな時は、英語のドラマや映画を見る事をおすすめします。
会話で使えるフレーズを増やしていくのにも最適です。

「FRIENDS」は、1991年から2002年までアメリカで放送されたTVドラマです。
ニューヨークで暮らす男女6人が主人公の日常生活コメディです。

FRIENDS – シーズン4ディスク2エピソード1
– “The One with Joey’s New Girlfriend”より

Phrase 1: “out on a limb”

「決死の思いで」(4分10秒)

Chandler:C’mon, give me a break, I’m out on a limb here!

「勘弁してくれよ、こっちは必死になって声かけたんだからさ

コーヒーショップのカウンターに座る美女、Kathyに声を掛けたChandler。
しかしナンパが得意ではないChandlerは、うまく話を続けられません。

Kathyに

Kathy:You’re really good at this!

と皮肉を言われ、「そんなこと言わないでくれ」と慈悲を請うている格好になってしまいました。

“limb”という単語は、「木の枝」という意味です。
“out on a limb”とは、動物が木の枝から飛び降りる様に例えて、「決死の思いをして来た」という意味のフレーズです。

Phrase 2: “put one’s feet in one’s mouth”

「恥ずかしい思いをする」(4分30秒)

Chandler:I was just trying to figure out the way to demonstrate how to
get my exceptionally large feet into my even bigger mouth.

「ちょうど今、俺はとんでもなく恥ずかしい事をできるんだって事を証明していたところさ」

Kathyが親友Joeyの彼女だと知って、彼女に声を掛けたことを死ぬほど後悔しているChandlerです。

“put one’s feet in one’s mouth”とは、直訳すると「自分の足を口に入れる」ですが、実際は「恥をかく」ということわざです。

Chandler流のジョークで、足と口を巨大化して、恥の度合いを引き上げています。
が、Joeyは「学校で勉強をしなかった人物」という設定なので、このことわざを知りません。

それで、

Joey:Didn’t I tell you? Always showing off.

「言っただろ?この男は見栄っ張りなのさ」
と答えて、Chandlerが本当に足を口に入れたと思っています。

Phrase 3: “Are we cool?”

「仲直り?」(21分55秒)

Gunther:I’ve been feeling guilty. So, are we cool?

「悪いと思っているんだ。仲直りしてくれる?

Rachelに片想いしているGunther。
前のシーンでPhoebeにキスされてしまい、一人で勝手にRachelに悪いと思って罪悪感を抱えています。

“Are we cool?”は、そのまま訳すと「私たちは冷静ですか?」になってしまいますが、ケンカした後の仲直りのフレーズとしてよく使われます。
実際は「仲直り?」(私たちの間に問題は無いですか?)という意味です。