TOEICで900点は転職に有利?人生が変わるってホント?

TOEICで900点を超えている場合、就職や転職で有利になるのでしょうか?
TOEICスコア945点の当サイトの管理人が、仕事上で得ることのできたメリットについて実体験に基づいてお伝えします。

TOEIC900点越えは上位約3%

2016年1月の試験によれば、TOEICで895点以上の人の割合は「3.8%」になります。
※出展:国際ビジネスコミュニケーション協会

つまりTOEICで900点以上を取った人は、TOEIC受験者の中でも上位4%、25人に1人の実力の持ち主と言うことができます。
ちなみに、TOEIC900点以上の人の英語力は次のように定義されています。

・短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであっても、幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。
・長い聴解文において、幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。情報の繰り返しや言い換えがなかったり、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるときでも、同じことができる。
・短い会話において、否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。
・長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり、情報の繰り返しがなくても、話の詳細が理解できる。情報が言い換えられていたり、否定構文が使用されていても、詳細が理解できる。
・文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
・意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
・文章全体にわたる情報を関連付けることができる。関連する二つの文章のつながりを理解できる。
・幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できる。また、似たような意味で使われる複数の単語を区別することができる。
・規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

※出展:国際ビジネスコミュニケーション協会

英語のコールセンター業務

私はコールセンターで短期(4か月)の仕事をしたことがありますが、その仕事ではTOEIC800点以上の人は時給が200円上がる仕組みがありました。
年収換算すれば40万円弱と、大した額ではありません。
(200円×8時間×20日×12か月=約36万円)

時給の上昇よりも、仕事がヒマな部署に回してもらえたことの方が私にとってはメリットとして大きかったです。

外国人からの電話を受ける部署が新しく立ち上がりその部署の初期メンバーとして配属されましたが、電話が掛かってくるのは一か月に一度あるかないかという状況でした。

あまりにもヒマだったので、英語対応マニュアル・FAQを作ったり、ドイツ語の勉強をしたり、仕事と関係ないことばかりしていた記憶があります。
コールセンター業務というものは、発注元は丸投げ体質で、受注者も現状改善する気がまるでない、という実態を理解することができたという点では、興味深い経験でした。

私の場合、短期の仕事だったので終わりが見えていたから良かったものの、これが正社員だったらキツかったと思います。

TOEICで900点を超えたからと言って、バラ色の人生が待っているわけではない

TOEICで高得点を取ったからといって、高収入の仕事につける保証などありません。
TOEIC以前に、ビジネススキルや業務知識や経験・実績の方が圧倒的に重要です。

ただし、新卒の大学生がTOEIC900点超えだった場合は、内定をもらえる確率は圧倒的に高くなるでしょう。

10社近くから内定を貰えたのは、やはりTOEICのスコアが900点を超えていたことが大きいです。就活中、多くのライバル達と集団面接を行いましたが、900点を超えている人には一人も出会いませんでした。

※出展:3流大学生がたった一発でTOEIC900点を取得した勉強法

これから組織に入り、ビジネススキルやキャリアを伸ばしていこうと考えている場合、TOEIC900点超えは相当有利な材料になります。

ただし、英語をバリバリ使う仕事へのパスポートとしてTOEICを考えているのであれば、それは考えを改めた方がいいかもしれません。

実際に英検1級やTOEIC900点が期待されるようなポストでは
どうかというと、その場合は非常に高い英語力を求められます。
ただ試験で点が取れるだけのスキルでは太刀打ちできません。

※出展:独学で英語の達人

TOEICで900点などの高得点を取ったとしても、英語を使う仕事にすぐにつけるわけではありません。
組織の中で上司や周囲から評価してもらうことの方が、圧倒的に重要だということを理解しておく必要があります。