FRIENDS – シーズン10ディスク6エピソード2
– “The Last One – Part 1″より
この回の主なプロット:
- エリカが出産
- ロスがレイチェルを引き留めようとする
Phrase 1: “run in one’s family”
「家系的にその傾向がある」(9分11秒)
(Erica) They did mention two heartbeats, but I thought it was just mine and the baby’s.
They said, “Both heartbeats are really strong.”
I thought, “Well, that’s good because I’m having a baby.”
(Monica) This is unbelievable.
(Erica) Twins actually run in my family.
(Chandler) Interesting.
(ロス)「お医者さんは確かに言ったわ、二つの心臓の音が聞こえる、って。でも私、私自身と赤ん坊の心臓の事だと思ってたの。
『どちらの心臓の音も力強いですよ』って言ってたわ。
そりゃそうよ、私はこれから赤ん坊を産まなきゃいけないんだから、って思ってたけど。」
(モニカ)「信じられないわ。」
(エリカ)「実は、私の家系では双子はよくあるの。」
(チャンドラー)「そいつは傑作だ!」
“run in one’s family”は「誰々の家系では○○○の傾向がある」という意味です。
“run”は、通常「走る」という意味の英語ですが、「会社や店を経営する」「襲い掛かる」「時が流れる」「出馬する」など、さまざまな意味を持つ単語です。
エリカのすっとぼけた感じのキャラ設定は、この場面で双子というサプライズを演出するための伏線だったんですね。
参考)
U.S. National Library of Medicine
Phrase 2:”Eight is Enough”
「八人の子供たち」(ドラマの名前)(10分10秒)
(Chandler) We are not ready to have two babies.
(Monica) That doesn’t matter. We have waited so long for this.
I don’t care if it’s two babies, I don’t care if it’s three babies.
I don’t care if the entire cast of “Eight is Enough” comes out of there.
(チャンドラー)「俺たちは二人の子供の親になるには早いよ。」
(モニカ)「そんなの関係ないわ。私たち、この瞬間をずっと待ってたんでしょ。
子供が二人だって、三人だって構わないわ。
『八人の子供たち』の全員が出て来たって問題ないわよ。」
“Eight is Enough”は「八人の子供たち」という、1977年から81年までにABC系列で放送されたドラマです。
及び腰のチャンドラーに対し、モニカは既に母親の強さを手に入れているようですね。
Phrase 3: “I’m telling you.”
「間違いない」「当たり前だ」(11分15秒)
(Phoebe) Rachel doesn’t know that you even wanna get back together.
If she did, she might feel differenty. She might not even go.
(Ross) You really think so?
(Phoebe) I’m telling you!
(フィービー)「レイチェルは、あなたがよりを戻したいって思ってる事を知らないのよ。
もし知ったら考えが変わるかもしれないじゃない。パリに行く事もなくなるかもしれないわ。」
(ロス)「本当にそう思う?」
(フィービー)「きっとそうよ!」
“I’m telling you.”は直訳すると「私はあなたに言っている」ですが、「当たり前だよ」という意味です。