「TOEIC」のような資格は、本当に海外就職に役に立つのでしょうか?
全世界の求人情報が探せる「Learn 4 Good」で、資格名で検索をかけてみました。
※出展:Learn 4 Good
camdridge:35件
ケンブリッジ大学が運営している「ケンブリッジ英語能力検定」という資格があります。
イギリス、オーストラリア、カナダなど多くの国の大学や企業で認められている資格です。
「camdridge」というキーワードで検索したところ、35件の求人がヒットしました。
求人の内容としては英語教師が多く、ツアー添乗員や看護師なども中にはありました。
TOEIC:40件
日本でも有名な「TOEIC」で検索したところ、40件の求人がヒットしました。
(日本の求人は除く)
求人の内容としては、英語教師、マーケティング・スタッフ、翻訳者などがありました。
TOEFL:158件
「TOEIC」に次ぐ知名度を誇るTOEFL。158件の求人がヒットしました。
求人の内容としては、英語教師がほとんどでした。
IELTS:208件
ブリティッシュ・カウンシルというイギリスの公益団体等が実施している英語力測定試験です。
アイエルツと読みます。International English language testing systemの略で、留学や移住の際の英語力判定に世界で広く用いられています。
ヒット数は、TOEICの5倍に広がりました。
求人の内容としては、英語教師、看護師、医者、料理人などがありました。
まとめ
「Learn 4 Good」という求人サイトにおいては、TOEICよりもIELTSの方が求人時の指標としては用いられることが多いようです。
IELTSの日本での知名度が低いのは、
- TOEICを英語力の指標として挙げる日本企業が多い
- 試験料が高い(TOEICは6000円弱、IELTSは2万円以上)
- 試験会場が少ない
という3つの要因が考えられます。