IELTS ライティングセクションで高得点を取るためのコツ

ブリティッシュ・カウンシルの解説動画から、ライティングセクションに関するアドバイスを一部引用します。
※出展:IELTS対策の無料オンライントレーニングエリア|British Council

Answer all parts of the question(質問の的確に答える)

質問で指摘されている全ての事柄に答える必要があります。
質問文には最低でも2つ、多くとも4つの事柄が指摘されています。
質問の要素を正確に理解することが、高得点につながります。

Timing and blocking(時間配分と文章構成を考える)

回答には全部で40分が与えられています。
(各パートに20分ずつ)

回答文を書き始める前に2~3分、どのような構成で文章を書くのかを考えると書きやすいでしょう。

タスク1の回答文には150ワードが必要です。
150ワードを4つの段落に分けるなら、一段落あたり35ワードとなります。
一文あたりのワード数は平均10ワードです。
各段落ごとの文の数をあらかじめ決めておくことで、スムーズに回答文を書くことができます。

A topic sentence for each paragraph(各段落の主要文)

各段落の最初の文は、主題となる文を配置すべきです。
そうすれば読み手に配慮した文章となり、評価が高くなる傾向があります。
主題以下の文を、主題を支える理由を述べる支持文で構成すると説得力が高まります。

Use synonyms and paraphrase(類義語と言葉の置き換え)

”increase”という単語を一度使ったら、同じ回答文中ではその言葉は二度と使わない方が良いでしょう。
同じ「上がる」「増やす」という意味を表したいのであれば、”go up”, ”rise”などの類義語を使いましょう。

言いたい言葉の英語が思い浮かばない時は、別の言い方ができないか考えてみましょう。
例えば、「言語学」という英語が思いつかない時は、”study of language”のように単純な言葉で言い換えることができます。

まとめ

  • Answer all parts of the question
    (質問の的確に答える)
  • Plan your time
    (時間配分を決める)
  • Plan your structure before you start writing
    (書く前に構成を決める)
  • Start each paragraph with a topic sentence
    (各段落は主題文で始める)
  • Use synonyms rather than repeating words
    (単語を繰り返すのではなく類義語を使う)
  • Paraphrase if you can’t think of a synonym
    (類義語が思い浮かばない時は言い換えを使う)