ブリティッシュ・カウンシルのリスニングテスト解説動画から、リスニングセクションに関するアドバイスを一部引用します。
※出展:IELTS対策の無料オンライントレーニングエリア|British Council
Read the instructions(指示を良く読むこと)
指示には、
「3ワード以内で答えなさい」
「2ワード以上を使いなさい」
などの細かい条件が含まれています。
この条件を守らないと、たとえ正解していても得点は取れません。
Synonyms are important(類擬語が重要)
指示が流れた後、回答者には質問文に目を通す時間が与えられます。
この時間を利用して、キーワードに下線を引いたり、丸で囲んだりして、質問文の意図を理解しておく必要があります。
リーディングセクションと同様に、質問文のキーワードは類義語に置き換えられて語られることが多いです。
キーワードの類義語をイメージしておくことで、その単語を聴き取りやすくなります。
Beaware of distracters(引っ掛けに注意)
始めに聞こえた内容が「引っ掛け」で、正しい答えがその後に語られることがあります。
最後まで聴いてから、正しい答えを判断する必要があります。
Think about the topic(主題から連想する)
ある一つの主題が呈示された後、特定の分野に話題が絞り込まれていくことがあります。
例えば「音楽」という主題が呈示されたのであれば、
- singer (歌手)
- composer (作曲家)
- instruments (楽器)
- classic music (クラシック音楽)
- POPS (ポピュラー音楽)
- concert hall (コンサート会場)
- music industry (音楽産業)
- CD shop (CDショップ)
など、さまざまな関連情報をイメージしておくことで、その後の話の内容を予測できるようになります。
Write your answer carefully(回答は正確に)
回答を書く際に省略形で書いてしまうと、正解していても得点にならないことがあります。
「10分」という回答ならば、”10 mins”ではなく、”10 minutes”。
「10月」という回答ならば、”Oct”ではなく、”October”。
スペル間違いも失点の原因になります。
If you get lost, don’t panic(迷子になっても焦らない)
音声を聴いていると、分からない単語が出て来たり、気を抜いたりした瞬間に、どんどん音声が先に進んでいってしまうこともあります。
そんな時は、焦らずに集中力を取り戻すことだけを考えましょう。キーワードを聴き取ることだけに集中しましょう。
聴き取れなかった場所は、あてずっぽうで答えれば良いだけです。問題を解いているうちに、思い出すこともあるかもしれません。
まとめ
- Read the instructions
(指示を良く読むこと) - Synonyms are important
(類擬語が重要) - Beaware of distracters
(引っ掛けに注意) - Think about the topic
(主題から連想する) - Write your answer carefully
(回答は正確に) - If you get lost, don’t panic
(迷子になっても焦らない)