CHUCK – シーズン4 ディスク1 エピソード1
– “Chuck Versus the Anniversary”より
この回の主なプロット:
- チャックがモーガンと一緒に母親を探す
- バイモアがCIAの施設として復活する
- チャックがケイシーとサラをヴォルコフの施設から救出する
Phrase 1: “flexing”
「見栄を張る」(1分42秒)
(Chuck) I have to find the truth, Morgan.
Why my mom left, why she never came back.
This is my search.
(Morgan) No, it’s our search.
I’m in.
(Chuck) Thanks, man. Are you flexing?
(Morgan) What? No. I’m just kind of excited.
(チャック)「俺は真実を突き止めなきゃいけないんだ、モーガン。
なぜ母さんが出ていったのか、なぜ戻ってこなかったのか。
これは俺がやらなきゃ。」
(モーガン)「いいや、『俺たち』でやるんだ。
乗った。」
(チャック)「ありがとう。かっこつけようとしてる?」
(モーガン)「何?違うよ。ただ気合が入ってきただけさ。」
“flexing”は、「かっこつける」「無理をする」「見栄を張る」という意味です。
“flex”は通常「曲がる」「融通が利く」とかの意味ですが、ここでは”show off”「見せびらかす」「誇張する」と同じ意味で使われています。
Phrase 2: “repo man”
「取り立て屋」(8分28秒)
(Chuck) Look, if this has anything to do with my mom or Albania or Tangiers or that cafe in Budapest…
(Morgan) That was not his faults.
(Chuck) Anyway, we have explanations for all of them.
(Harry) What are you talking about?
I’m here for the car. I’m a repo man.
(チャック)「いいですか、もしあなたが僕の母さんの事か、アルバニアか、タンジールか、ブダペストのカフェの事に関係があるのなら・・・」
(モーガン)「あれはこいつのせいじゃないんです。」
(チャック)「いずれにせよ、僕たちの説明を聞いてください。」
(ハリー)「何の話をしてるんだ?
俺はその車をもらいに来ただけだ。俺は取り立て屋だ。」
“repo man”は、「取り立て屋」の事です。
“reposessing man”の略で、貸主から借金の債権を安値で購入し、債権を取り立てる権利を手に入れた第三者の事を言います。
Harry Dean Stantonという、有名な俳優さんがちょい役で出ています。
「沈黙の断崖」のコットン役くらいしか私は分かりませんが・・・。
Phrase 3: “up the ante”
「掛け金を吊り上げる」(10分06秒)
(Marco) Volkoff Industries’ handhelld EMP generator.
It will fry every electric circuit in a three-klick radius.
(Casey) Volkoff is upping the ante.
(マルコ)「ヴォルコフ産業の携帯型EMP発生機だ。
半径3キロ以内の全ての電子機器を使用不能にする。」
(ケイシー)「ヴォルコフの首に掛かっている賞金がまた上がるな。」
“up the ante”は、「掛け金を吊り上げる」という意味です。
もともとは、ポーカーで使われていた用語です。
“klick”は、軍隊でよく使われるスラングで、「キロメーター」の事です。
“click”, “clique”とも書きます。
“EMP”は”Electro Magnetic Pulse”(電子磁気振動)の略で、「マトリックス」(映画)でも出てきました。
実際の世界ではまだ実用化までは至っていないようですが・・・。