"wad of ones" 「札束」

FRIENDS ? シーズン10ディスク4エピソード2 – “The One Where the Stripper Cries”より

この回の主なプロット:

  • フィービーのバッチェラー・パーティー
  • ロスとチャンドラーが大学の同窓会に行く
  • モニカとレイチェルが、ロスとチャンドラーの大学のパーティーに行った時の回想

Phrase 1: “wad of ones”

「札束」(7分29秒)

(Rachel) Seriously, Pheebs, it’s not gonna be that kind of party.
(Phoebe) Really? So this is, this is my big sendoff into married life?
Rachel, this is the only bachelorette party I’m ever gonna have.
I, I’ve got a big wad of ones in my purse.

(レイチェル)「うそじゃないわよ、フィービー、このパーティーはそういうのじゃないのよ。」
(フィービー)「本当に?じゃあこれが、こんなのが私の独身生活最後のパーティーなの?
レイチェル、私にとっては人生で一度きりのバッチェラー・パーティーなのよ。
せっかく札束を大量に持ってきたのに。」

“wad of ones”「札束」の事です。
“wad”が「束」、”ones”は”one hundred dollars”(100ドル札)の略です。

「バッチェラー・パーティー」についてはWikipediaさんに解説してもらいましょう。

(Wikipediaより)
バチェラー・パーティー(米: Bachelor party)、スタッグ・パーティー(英: Stag party)とは、新郎が独身最後の夜を同性の友人と過ごすパーティーのこと。
ストリップ観賞が伝統である。
なお、新婦が独身最後の夜を同性の友人と過ごすパーティは、バチェロレッテ(バチェロレット)・パーティーと呼ぶ。

フィービーとしては、筋肉ムキムキのストリッパーが肉体美を披露してくれるのを期待していたのに、レイチェルたちがおしとやかな紅茶パーティーにしてしまったものだから、ご立腹です。
焦ったレイチェルは急いでストリッパーを手配するのですが、とんでもない事に。。。

Phrase 2:”hunk of beef”

「スーパー・イケメン」「超絶ハンサム」(15分00秒)

(Phoebe) Oh, yeah, okay. I’m uptight. That’s why I don’t wanna watch a middle-aged guy dance around in what I can only assume is a child’s Halloween costume.
(Stripper) I may have borrowed this from my nephew but let me assure you, what’s underneath is all man.
(Phoebe) I’m sorry, did you say “all man” or “old man”?
(Stripper) You’re mean.
(Monica) Look, officer, sir?
(Stripper) Damn it! Big surprise!
The hunk of beef has feelings.

(フィービー)「ええ、私は堅苦しい人よ。ハロウィンの子供用コスチュームを着た、中年のおやじのストリップダンスなんて見たいとも思わないからね。」
(ストリッパー)「確かに私は甥から衣装を借りたかもしれないが、衣装の中身は男そのものだぞ?」
(フィービー)「ごめんなさい、『老人』の間違いでしょ?」
(ストリッパー)「あんたは、いじわるだ!」
※ストリッパー泣く
(モニカ)「えっと、お巡りさん・・・、じゃなかった、おじさん?」
(ストリッパー)「くそっ!驚いただろ!
スーパー・ハンサムにだって感情はあるんだぞ!」

“hunk of beef”「超・色男」「ものすごいイケメン」という意味です。

“hunk”自体が「イケメン」という意味ですが、さらに”of beef”(肉。うまそうなもの)を付け加えて強調しています。

ストリッパー役のDanny DeVitoは、登場の時に観客から大拍手で迎えられています。
どうやら大物ゲストのようです。
私が分かるのは「L.A.コンフィデンシャル」でのゴシップ紙の記者(Sid Hudgens)くらいですが、確かに、ものすごい存在感のある役者さんです。

Phrase 3: “breakaway jockstrap”

「分離式エロ下着」(21分16秒)

(Stripper) What’s the matter? You never saw a 50-year-old stripper cry before?
(Phoebe) You know, it’s fine. We’ll pay you.
(Stripper) No, no. You’re right. Who am I kidding?
I should have hung up that breakaway jockstrap years ago.

(ストリッパー)「どうかしたか?50歳のストリッパーが泣くのを見た事ないのか?」
(フィービー)「ねえ、もう大丈夫よ。ちゃんとお代は払うわ。」
(ストリッパー)「いや、いいんだ。あんたは正しい。何をしてるんだ俺は。
あんな分離式エロ下着は、何年も前に捨てるべきだった。」

“breakaway jockstrap”は、「分離式エロ下着」とでも理解してください。

“jockstrap”は、男性のアソコを強調するような下着です
画像検索するとこんな画像が出てきます。
(閲覧注意!!)

caution

jockstrap
この下着の”breakaway”(分解・分離・取り外し可能)版を想像してみてください(w)。