“I’ve had it with.” 「もうたくさん」

FRIENDS – シーズン10ディスク1エピソード1
– “The One After Joey and Rachel Kiss”より

この回の主なプロット:

  • ジョーイがチャーリーからレイチェルに乗り換え、ロスとチャーリーがくっつく(前回からの続き)
  • マイクがフィービーと寄りを戻すために、プレシャスと別れる
  • モニカの新しい髪形をチャンドラーが嫌がる

Phrase 1: “I’ve had it with”

「もうたくさん」(4分16秒)

(Monica) Ross and Charlie. Joey and Rachel. Phoebe and Mike.
We’re the only ones leaving with the person we came with!
(Chandler) That’s not true. I came with Monica, I’m leaving with Weird Al.
(Monica) Okay, I’ve had it with the hair jokes.

(モニカ)「ロスとチャーリーでしょ。ジョーイとレイチェル。フィービーとマイク。
来た時とは違う人と一緒に帰るのは私たちだけじゃない!」
(チャンドラー)「それは違う。俺はモニカとここに来たが、『おかしなアル』と一緒に帰るんだから。」
(モニカ)「はいはい。髪の毛のジョークはもうたくさんよ」

“I’ve had it with”は、後ろに名詞を伴って「もううんざり」「もうたくさん」という意味で使われます。
“I’m enough with —“とも置き換えられます。

チャンドラーが言っている『おかしなアル』は、マイケル・ジャクソンのモノマネで有名なパロディ歌手の事です。
彼の髪型が今のモニカみたいな髪型なので、チャンドラーがネタにしています。

Phrase 2: “strap on a pair”

「勇気を出して」(19分11秒)

(Mike) No, she’s not here yet.
You know, I’m just gonna take off and break up with her over the phone.
(Phoebe) You can’t do that. Oh, come on, Mike, strap on a pair.

(マイク)「彼女はまだ来てないよ。
もう店を出て、彼女とは電話で別れ話をしようと思うんだ。」
(フィービー)「だめよ。マイク、タマ付いてんの?

“strap on a pair”は、”strap on a pair of testicle”の略です。
「きんたま二つを付けて」と日本語直訳すると、放送禁止用語そのままです。

穏やかに訳すと
「勇気を出して」
とでも訳せますが、フィービーの言葉遣いは独特なので「タマ付いてんのか?」という訳の方がしっくり来ます。

Phrase 3: “give someone a heads up”

「事前注意を与える」(19分36秒)

(Mike) I just wanna give you a heads up.
(Phoebe) Okay. And if she gets upset, just scratch her tummy and give her a liver snap.

(マイク)「事前注意をしておきたかっただけさ。」
(フィービー)「大丈夫よ。彼女がもし怒ったら、おなかを撫でてあげて、ドッグフードでもあげてね。」

“heads up”は、「危ない!(ちゃんと見て!)」というように、注意喚起の場面で使われる場合が多いフレーズです。
ここではマイクは、フィービーと寄りを戻すためにプレシャスと別れようとしており、「プレシャスの写真が飾ってあるけど怒らないで」と伝えるために使っています。
“heads up”の前に”a”が付いているので、ここでは名詞として使われています。
“liver snap”とは、一種のドッグフードのようです。

参考

Phrase 1
おかしなアル

Phrase 3
lever snap