TOEFLで高得点を取るために理解しておくべき45分野

TOEFLの問題は幅広い分野から出題されます。
専門的な単語が多く含まれており、一般的な洋書や英字新聞を読んでいるだけでは対応できないのが現実です。

この記事では、TOEFLで高得点を取るために学習すべき各分野を紹介します。

※出展:[改訂版]TOEFLテスト 一発で合格スコアをとる勉強法
(著:内宮慶一)

大きく分けて4つの分野

TOEFLでは、どのセクションでも大きく分けて5つの学問分野からほぼ均等にパッセージが出題されます。
1.社会科学(social sciences)・・・経済学、社会学、政治学など
2.生命科学(life sciences)・・・生物学、医学、生態学など
3.自然科学(physical sciences)・・・物理学、化学、天文学など
4.芸術(arts)・・・美術、音楽、舞踊など
5.人文科学(humanities)・・・文学、哲学、歴史学など

本書では5つの分野と言っていますが、4.芸術(arts)と5.人文科学(humanities)は一括りで扱われています。

1. Social Sciences(社会科学)

  • Anthropology of non-industrialized civilizations(非工業文明の人類学)
  • Early writing systems(初期表記体系)
  • Historical linguistics(歴史言語学)
  • Business, management(経営学)
  • TV/radio as mass communication(マスコミュニケーションとしてのテレビ・ラジオ)
  • Social behavior of groups, community dynamics, communal behavior(集団の社会的行動・共同体力学・共同行動)
  • Child development(子どもの発達)
  • Education(教育)
  • Modern history(近現代史)

2. Life Sciences(生命科学)

  • Extinction of or conservation efforts for animals and plants(動植物の絶滅と保護)
  • Fish and other aquatic organisms(魚類及びその他の水生生物)
  • Bacteria and other one 0 celled organisms(バクテリアおよびその他の単細胞生物)
  • Viruses(ウイルス)
  • Medical techniques(医療技術)
  • Public health(公衆衛生)
  • Physiology of sensory organs(感覚器官の生理)
  • Biochemistry(生化学)
  • Animal behavior(動物行動学)
  • Habitats and the adaption of animals and plants to them(動植物の生息地と適応)
  • Nutrition and its impact of the body(栄養と身体に対する影響)
  • Animal communication(動物のコミュニケーション)

3. Physical Sciences(自然科学)

  • Weather and atmosphere(天気と大気)
  • Oceanography(海洋学)
  • Glaciers, glacial landforms, ice ages(氷河・氷河地形・氷河期)
  • Deserts and other extreme environments(砂漠およびその他の極限環境)
  • Pollution, alternative energy, environmental policy(汚染・代替エネルギー・環境政策)
  • Other planet’s atmospheres(他の惑星の大気)
  • Astronomy and cosmology(天文学と宇宙論)
  • Properties of sound(音の特性)
  • Electromagnetic radiation(電磁放射)
  • Particle physics(粒子物理学)
  • Technology of TV, radio, and radar(テレビ・ラジオ・レーダーの技術)
  • Math(数学)
  • Chemistry of inorganic things(無機化学)
  • Computer science(コンピューターサイエンス)

4. Arts(人文科学)

  • Architecture(建築学)
  • Industrial design/art(工業デザイン)
  • City planning(都市計画)
  • Crafts(工芸)
  • Cave/rock art(洞窟芸術・岩面画)
  • Music and musical history(音楽・音楽史)
  • Photography(写真)
  • Books, newspaper, magazines, journals(本・新聞・雑誌・専門誌)
  • Literature and authors(文学と作家)

まとめ

「これらの分野を全て勉強しなければいけないのか・・・」
と思うと吐きそうになりますが、何も全ての分野において専門家になる必要はありません。

TOEFL過去問を入手して、各問題や単語がどの分野に当てはまるかを調べるのが先決です。
過去問で足りない分野に関してのみ、単語集を買ったり、その分野の英語の入門書を読んでみたりすることで、充分ボキャブラリー力を身に付けることは可能です。