海外就職に英語力は必要?日本企業の海外現地法人の求人の募集条件

なかなかハードルが高いイメージの「海外就職」ですが、日本企業の海外現地法人という選択肢もあります。
日本企業の海外現地法人であれば、海外現地と日本本社の橋渡し役という業務が中心の場合が多くなります。
その場合、英語力よりは実務能力に重きが置かれることになります。

この記事では、日本企業の海外現地法人の求人を3つとりあげて、海外就職に必要な経験や英語力について紹介します。

リクルートホールディング・RGF

リクルートの海外人材サービス事業「RGF」は、中国、香港、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナムで現地勤務可能な候補者を募集しています。
以下は求人の一例です。

職種 ビジネス・ディベロップメント(BD)
勤務地 中国(上海・蘇州・北京・天津・大連・広州・深セン)・シンガポール・香港・インドネシア
業務内容 【企業様への人材紹介のご提案・新規開拓】
企業様との新規開拓業務・既存顧客対応業務・会社求人ヒアリングなど
【業務内容】
企業様のお取扱い開拓、ニーズに対する提案、顧客関係性構築

※出展:RGF

「必要な知識・資格」については特に言及がありません。実務能力や人物重視で採用を行っていると考えられます。

野村総合研究所

野村総合研究所では、中国、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポールで勤務可能なコンサルタントを随時募集しています。

職務内容 ・インドにおける日系企業・欧米企業・インド企業に対する事業戦略の
 策定支援、並びに実行支援等のコンサルティング業務
 (特に自動車業界、インフラ業界での事業戦略コンサルティング
  および業務コンサルティング)
・インド企業と日系企業の提携・買収(M&A)に関わるアドバイザリー業務
資格 ■業務知識、経験
下記のいずれかに該当する方
・日本、インド、シンガポールのコンサルティングファームにおいて、
 自動車業界・インフラ・エネルギー業界に関するプロジェクト経験をお持ちの方

・日本、インド、シンガポールのコンサルティングファームにおいて、
 インド企業のM&Aアドバイザリー業務の経験をお持ちの方

・日本、インド、シンガポールにおいて、自動車・インフラ・エネルギー
 業界の企業における業務経験をお持ちの方

■関連技術、スキル
 ・日本語または英語の語学力が必要
  -日本人の方は、英語の語学力がビジネスレベルであることが必要
  -インド人の方(もしくは母国語が英語の方)は、日本語の語学力が
   ビジネスレベルであれば尚可
 ・PCスキル(MS Word、Excel、Power Point)
 ・チームワークを重視する方

勤務地 インド*
*Nomura Research Institute India Pvt.Ltd.(野村総合研究所のインド現地法人)採用となります。
企業様のお取扱い開拓、ニーズに対する提案、顧客関係性構築

※出展:野村総合研究所

英語力ももちろんのこと、各種業務経験がかなり必要とされます。

人材紹介会社

人材紹介会社経由で求人を出している会社も多数存在しています。

職務内容 広告営業業務を主に編集業務
資格 – 元気で明るく、人と話すことが好きな方
– MS Officeの使用に問題の無い方
– 行動力のある方
– 要中級以上の英語能力
– 接待等の対応に問題の無い方
勤務地 クアラルンプール(マレーシア)

※出展:アジアdeオシゴト

英語力に関しては「中級」と、ハードルが低いです。
業務経験や知識に関してもそれほど要件は高くないです。

参考サイト

上記情報は2016年3月時点のものです。
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