外資系企業への転職面接では「STAR」フォーマットを意識せよ!

TOEICの目標スコアを達成できた。
仕事で経験を積み、業務スキルに自信もついてきた。
「外資系企業に転職して、給料とスキルを上げたい!」
このように考えている方にとって、次なる難関は外資系企業の面接に受かることです。

この記事では、外資系企業の面接において有効な「スター・フォーマット(STAR format)」について説明します。

外資系企業の面接では、例えば次のような質問をされることがあります。

  • Tell me about a time when you demonstrated leadership skills.
  • Tell me about a time that you took the lead on a difficult project.
  • When have you delegated effectively?
  • Describe a time when you led by example.
  • Who have you coached or mentored to achieve success?
  • Tell me about a time that you led an important meeting.

※出展:big interview

  • あなたがリーダーシップを発揮できた時の状況について教えてください。
  • 困難なプロジェクトを成功に導いた時の状況を話してください。
  • 部下に仕事を任せて効果を上げることができたのは、どんな状況でしたか。
  • あなたがプロジェクトを引っ張っていく時の様子を、事例を挙げて説明してください。
  • プロジェクトを成功に導く方法を教えてくれた、メンターまたはコーチはどんな人ですか。
  • 重要な会議を仕切った時の話を教えてください。

高い給料を得るためには、管理職以上のポジションに就く必要があります。
管理職候補への面接では、適性を確認するためにリーダーシップに関する質問が出されることも少なくありません。

このような質問には、「STAR format」に基づいて答えることで、説得力のある回答ができます。

S/T (Situation/Task):状況・業務

プロジェクトや業務の状況を簡潔に説明します。

  • When I was at ABC Company, we went through some company-wide lay-offs.
  • The team of five that remained in the department had to absorb the duties of the two that left.
  • As a result, people were overworked and morale suffered.
  • At the same time, more mistakes were being made because attention was so scattered.
  • As the manager, it was my job to get performance back on track.
  • A社で働いていた時、全社的な人員整理が行われました。
  • 7人で処理していた業務を5人で処理しなければいけなくなりました。
  • 結果、残業時間が増え、チームの士気が低下していきました。
  • 業務の精度が落ち、多くのミスが発生しました。
  • 私はマネージャーとして、事態を正常化する必要がありました。

解決すべき状況を簡潔に説明し、面接官に伝わるようにします。
当時の状況を端的に説明できれば、あなたの状況把握能力、問題分析能力を証明することもできます。

A (Approach):対策過程

解決すべき状況に対して、どのようにアプローチしたかについて説明します。

  • I scheduled a meeting of the full team to discuss strategies.
  • I communicated my appreciation for all of their hard work during a challenging time for the company.
  • I asked for their assistance in identifying ways for us all to be more efficient – including me!
  • I made it clear that this was a brainstorming meeting to come up with options – that no idea was stupid and that it was a safe environment for making suggestions.
  • We spent an hour capturing ideas on a white board, then voted on the five with the most potential. I then assigned each person to do more research on how we might implement one of the ideas.
  • 問題解決の戦略を練るため、チームの全員を集めてミーティングを実施しました。
  • 困難な状況の中で、懸命に働いてくれているチームの全員に感謝を伝えました。
  • 私たち全員がより効率的に業務を行うにはどうすればよいか、解決策を見付けるために協力してほしい、と全員に伝えました。業務効率を上げるべき対象には、もちろん私自身も含まれます。
  • 解決策を検討するためのブレインストーミングにおいて、次のことを明確にしました。一見ばかげているようなアイデアであっても歓迎するし、どんな提案をしてもかまわない、という内容です。
  • ホワイトボードにアイデアを列挙するのに一時間を費やしました。投票をおこない、最も成功する可能性が高い5つの解決策を選びました。5人のメンバーに解決策一つずつを割り当て、実行に移すための調査を進めるように伝えました。

対策そのものにフォーカスするのではなく、どのように対策を思いついたのか。その過程を説明します。
過程には、メンバーとのコミュニケーションや、あなたのマネージャーとしての価値観が含まれます。
面接官は、あなたのマネージャーとしての仕事の進め方を知ることができます。

R (Results):結果

問題がどのように解決されたのかについて、面接官に説明します。

  • First of all, the team responded very positively to this approach. They loved the idea of being empowered to help find a solution. Instead of complaining, they channeled their energy in a more productive way once they knew that they would be heard.
  • Right off the bat, we came up with two ideas that could be implemented quickly and save us a lot of time.
  • One idea was to eliminate a weekly report. This freed up 8 hours each week – including two hours of my time and three hours for my top account manager.
  • Another was to train Penny, our administrative assistant, to take on some of the tasks that were burdening our account managers.
  • We also decided to incorporate brainstorming and idea evaluation into our staff meetings each month.
  • We are now more efficient and morale is way up.
  • My boss even asked me to help him roll this process out to the other departments in our division.
  • 何より、チームメンバーは積極的に動いてくれました。解決策を見つけるために主体的に動くことを楽しんでくれました。文句を言う代わりに、生産的な仕事に力を向けてくれました。メンバーの声に耳を傾けたことで、彼らは自分たちの声が無視されていないことを理解してくれました。
  • 最初に、実行が容易で時間の節約になる二つのアイデアに着手しました。
  • 一つのアイデアは、週次レポートを廃止するという方法でした。これにより一週間につき8時間を節約できるようになりました。この時間には、私の2時間と私の上司の3時間が含まれています。
  • もう一つのアイデアは、管理部のアシスタントのペニーに仕事を覚えてもらうことでした。私の上司の業務をいくつか担当してもらい、上司の負担を軽減できました。
  • 月に一度のチームミーティングに、ブレインストーミングと業務改善アイデアの評価を組み入れることにしました。
  • 結果、業務効率が上がり、メンバーの仕事に対するモチベーションも上がりました。
  • 私の上司は、私たちが実施した業務改善の手法を他の部署にも採り入れたいと考えています。私は、手を貸すように頼まれています。

「R(結果)」には、具体的な数的成果を含む必要があります。
上記例では、「一週間につき8時間を節約できるようになりました」という数値が含まれています。
また、「上司があなたを評価してくれた」という事実も重要です。
上司の評価は、あなたのマネージャーとしての力量への上司のお墨付きと言うことができるからです。

まとめ

面接で「STAR」フォーマットに基づいて話すためには、まずは仕事で成果を出さないことには始まりません。
外資系企業への転職面接を常に念頭に置くことで、仕事へのモチベーションを高く保つことも可能です。
結果を出すことさえできたら、あとは英語でその成果を話せるように練習するのみです。